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ISO14001(環境マネジメントシステム)について

持続可能な開発のために

国中環境開発は、環境サービス企業のあるべき姿に鑑み、事業活動によって生じる環境負荷を低減させるために平成13年6月に環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001を認証取得しました。

環境マネジメントシステムを実施することにより、順守義務を満たし、環境パフォーマンスを向上させる等の意図した成果を達成し、現代社会の発展のみならず次世代の人々にも持続可能な開発が行える環境づくりに寄与しています。

求められるISO14001の取組み

昭和の高度成長期は、大量生産、大量販売、大量消費により有害な環境影響をもたらし、深刻な公害問題、資源の非効率な使用、不適切な廃棄物管理、気候変動、生態系の劣化及び生物多様性の喪失に伴い、持続可能な開発を阻害する要因となっていました。こうしたことから、現在では持続可能な開発、透明性及び説明責任に対する社会の期待は高まっています。

環境マネジメントシステムは、社会経済的ニーズとバランスをとりながら,環境を保護し,変化する環境状態に対応するための取組みを組織に求めています。また、持続可能な開発に寄与するために次の取組み求めています。

  1. 有害な環境影響を防止する等して環境を保護する。
  2. 環境状態から生じる潜在的で有害な影響を緩和する。
  3. 順守義務を満たす
  4. 環境パフォーマンスを向上させる
  5. ライフサイクルの視点を考慮し、組織の製品及びサービスの設計,製造,流通,消費及び廃棄の方法を管理する。
  6. 環境に関わる情報を利害関係者に公開する。

環境マネジメントシステムへのアプローチは,Plan-Do-Check-Act(PDCA)に基づいて構成されています。PDCAサイクルが1回転すれば、さらに新たなPlanへと改善が継続される仕組みとなっています。

− Plan: 組織の環境方針に沿った結果を出すために必要な環境目標及びプロセスを確立する。

− Do: 計画どおりにプロセスを実施する。

− Check: コミットメントを含む環境方針,環境目標及び運用基準に照らして,プロセスを監視し,測定し,その結果を報告する。

環境マネジメントシステムの視点

最高経営層の参画
環境マネジメントシステムを構築し、ISO14001の認証を取得する場合には、経営トップによる経営戦略的な判断と、構築・規格取得を推進する強いリーダーシップが最も重要となります。そのため、経営トップが自らの責任で「環境方針」を定めることとされています。
環境負荷の軽減
認証を取得することで、実際に事業活動や製品・サービスにおいて環境負荷が低減するような行動につながらなければなりません。
全員参加と役割分担
環境マネジメントシステムの実行に際しては、全ての従業員がその内容を理解し、自分が果たすべき役割へ参加することが求められます。
目標・成果管理を要求
環境マネジメントシステムでは、年度ごとの具体的な行動計画(環境マネジメントプログラム)が求められます。これには、具体的な数値目標が設定され、目標・成果管理型で実行されることになります。
目標は短期(単年度等)・中期(3~5年程度)に区分され、目標の数値化と年度ごとの具体的な行動計画が求められ、年度の中間段階では「環境管理責任者」のチェック(検証)が要求されることになっています。
さらに、従業員の中から任命された内部監査員による監査を経て、経営トップはそれまでの目標達成状況や監査結果を踏まえて新たな環境方針を制定します。
従業員教育を重視
全ての従業員は、それぞれの役割においてこのシステムへの参加が求められています。また、それぞれの従業員は、環境方針の内容の理解や、作業上の環境保全方法等について教育を受けることが求められています。
環境リスクへの対応
環境マネジメントシステムは、「緊急時対応」の手順書を作成することを要求しています。これによって、環境面で緊急事態が生じた場合には、この手順に従って環境リスクを緩和することができます。

環境方針

文書番号:堺E-ⅢR 5201-29

承認日:2000.11.1 改訂日:2024.4.23

環境方針

株式会社国中環境開発 堺本社、株式会社コクエイ、株式会社ジェイシィで構成される国中環境GROUP堺本部は、廃棄物の適正処理業務、道路・管路の清掃業務をとおし、資源循環型社会の実現を目指して、地域の環境保全事業としてのあるべき姿に日々チャレンジしています。

当堺本部の事業活動によって生じる環境負荷を低減させるために、次のとおり環境保護への取組みを行います。

今年度の重要な環境目標として、SDGsの取組みを積極的に行います。
当堺本部の事業活動によって生じる環境影響を評価し、環境汚染の予防に努めます。
当堺本部の環境側面に関連する法規制及び各種協定等の要求事項を順守します。
環境方針及び環境目標などの環境パフォーマンスの向上を含む意図した成果を達成するため、ISO14001に沿って環境マネジメントシステムを構築し、継続的改善を図ると共に、これらを定期的に見直します。

この環境方針は、当堺本部の事業活動に携わる全ての者に周知し、社外にも公開します。

2024年4月23日

国中環境GROUP 堺本部

代表 國中 賢一

堺E-I 0001-40 環境マニュアル 抜粋

国中環境GROUP堺本部 適用範囲

2017年10月1日

国中環境GROUP 堺本部

代表 國中 賢一

国中環境GROUP堺本部の環境マネジメントシステムにおける適用範囲は、以下のとおりとする。

適用範囲

代表所在地:大阪府堺市北区南花田町463番地1

名称:国中環境GROUP堺本部

代表者:國中 賢一

物理的境界:

  1. 大阪府堺市北区南花田町 462-1、462-2、462-3、464-1、465、466-1、466-2
  2. 大阪府堺市北区中村町 3-1、4、5、7、11-1、12、13、19、21-1、21-4、22-1、23-1、23-3、30、31、32-1
適用事業所

名称:株式会社国中環境開発

所在地:大阪府堺市北区南花田町463番地1

代表者:代表取締役:國中 賢一

活動・サービスの範囲:

  1. 破砕施設における産業廃棄物の中間処理業
  2. 産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物の収集運搬業
  3. 一般廃棄物の収集運搬業
  4. 公有道路・管路の清掃業

目的:

私たちは、皆様のよりよい環境づくりに信念を持って応え続ける環境サービス企業です。

名称:株式会社コクエイ(旧:国永土木開発株式会社)

所在地:大阪府堺市北区南花田町463番地1

代表者:代表取締役:國中 雅之

活動・サービスの範囲:

  1. 公有道路・管路の清掃業

目的:

私たちは、皆様のよりよい環境づくりに信念を持って応え続ける環境サービス企業です。

名称:株式会社ジェイシィ

所在地:大阪府堺市北区南花田町465番地

代表者:代表取締役:國中 賢吉

活動・サービスの範囲:

  1. 産業廃棄物の収集運搬業
  2. 一般廃棄物の収集運搬業

目的:

廃棄物の収集運搬、また収集運搬に付随する事業を行い、少しでも多くお客様のニーズに応えられるように資源循環型社会・リサイクル社会の実現を目指し環境保全事業としてあるべき姿にチャレンジし続けます。

※なお、当堺本部はISO14001:2015[JIS Q 14001:2015]規格に示された「製品」に該当する活動を行っていないので、この用語は使用しない。

適用部署
適用事業所内の全ての部署

環境美化活動

国中環境開発は、廃棄物の処理、清掃のプロフェッショナルとして事業所付近の美化がどうあるべきかを考え、環境美化活動を行っています。

隣接する道路の清掃

施設営業日には、定期的に手作業にて清掃を行っています。また、週に1度は路面清掃車両にてきれいな道路を維持しています。

周辺地域の清掃

国中環境開発は、地域住民の皆さまに支えられて施設運営を行っています。「地域住民の皆さんに対して、少しでも何かのお役に立ちたい。」との想いで、周辺地域の環境美化活動を積極的におこなっています。

最高経営層の参画
環境負荷の軽減
全員参加と役割分担
目標・成果管理を要求

国中環境開発は、今後も継続して環境美化活動に取組んでいきます。

社内・社外研修

社内研修では、外部より定期的に講師をお招きし、ビジネスマナーの研修を行っています。
社外研修では、定額制セミナー等を利用し、自身のスキルアップ、ビジネススキルの底上げ、モチベーションの向上に役立てています。

SDGs への新たな取組み

株式会社国中環境開発は、2017 年より SDGs の活動を環境マネジメントシステムに取り入れ、事業プロセスへの統合を図っています。